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おいしさの追求と収入の確保(その2)

出荷をするとなるともちろん形状と色を重視されてくるわけですから、僕の作った方がお金になります。

市場の人見てくれと言わんばかりに、ピカピカにして出荷してました。

もちろん、価格も高くなっていきました。

でも何だろう。

違和感がありました。

僕自身が自分の作ったさつまいもに自信が持てなくなっていました。

きっかけは、簡単なことです。

直接、購入する人に勧めれないんです。

だって、僕の作ってるのって見た目だけなんです。

お客さんは、味を求めてきます。僕は、うわべだけで取り繕って販売するようになりました。

でも、父親は自信を持ってこれ絶対においしいからと話しています。

そりゃそうだよな、おいしさ求めるのに妥協してないんだから。

自身のなさは、作物にもうつります。どんどん、市場の価格も下がってきました。

あれだけ大好きだった出荷作業もしたくなくなってきました。

続きは、また明日で。

読んで頂きありがとうございました。